伊勢湾沿いに住む方の外壁への塩害〜被害編〜
多くの方が、海が見える家や、海沿いの別荘などに憧れを持つのではないでしょうか。
しかし、美しく青い海には、予想以上にたっぷりと塩が含まれているため、塩害によって家の外壁なども、さまざまな被害を被るのだと覚えておく必要があります。
まず、金属製のサイディングだと、錆びの発生を促すことになるので危険です。また、セメントと繊維質で作られている、一般的な住宅によく使用されている窯業系のサイディングも、耐久性に問題があるでしょう。
つまり、金属も窯業系も、塩害によって劣化のスピードが早まる、とおぼえておきましょう。
しかも、無垢材に塩の塊が付着すると、特にヤニ部分は取れにくくなって、汚らしくなってしまいます。外壁などの住宅の外観を覆うものは、太陽光線を防いだり、雨がしみこまないように防水性能などが求められるものですが、塩害のための劣化による防水、断熱機能の低下が否めません。
そこで、塩害に強い素材を使って家を建てるようにするのと同時に、外壁などをたびたび高圧洗浄機を使って洗うことをおすすめします。
また、コンクリートの外壁は、塩害によって内側の金属部分まで錆びてしまう可能性があるので、実績のある専門家に相談してガラスコーティングを施すと良いでしょう。